
4月から多くの地域で学校検診が始まってまいます。
当院にもアレルギー性結膜炎や視力検査でB~C判定のお子様が多く来院されています。
検診の時期にもよりますが、今の季節のアレルギー性結膜炎の原因の多くはイネ科花粉症です。
イネ科花粉症とは
カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリといったイネ科花粉を抗原とした花粉症です。
カモガヤ
特にカモガヤは19歳以下の若年者の感作が高いと言われています。
吸入系アレルゲンの中では比較的重症化しやすい花粉症です。
スギ、ヒノキ花粉シーズンが終わっても長引く目鼻症状に苦しんでいる方は
是非原因を調べて抗原を避けるという努力が重要になります。
最近、クリニック近隣の小学校では、運動会の練習が真っさかりですね

多摩川に増生しているカモガヤの花粉と土ぼこりが一緒になって、目の充血、かゆみ

多く来院されています。
無理に我慢したり、市販の目薬で済ませるのではなく、眼科を受診してできればアレルギーチエックで原因を見つけて予防と適切な治療を受けるようにしましょう

指先採血で検査でき、20分で結果が出るアレルギー検査があります。
(保険適応の検査です。自己負担金で3割負担の方は約3000円ほどの検査料がかかります。くわしくはお気軽にスタッフまでお声掛けください)