当院で行える検査
検査の種類
眼底検査で動脈硬化の度合いまでわかります
眼底検査では、目の病気はもちろん、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾病と関わりの深い動脈硬化の度合いも、ある程度知ることができます。
身体の中で唯一、身体の中の血管を覗けるのは目だけなのです。意外に思われるかもしれませんが、CTやMRIなどの大掛かりな検査や、あるいは血液検査でコレステロール値や中性脂肪値を見るという方法だけでなく、眼底検査でも血管年齢、血管の動脈硬化の度合いを診て、的確に指導を行なうことができるのです。当クリニックでは、アンチエイジングドクターという専門医の資格を生かし、単に眼科医という領域を越えた診断やふだんの生活へのアドバイスも行なっております。
45歳を過ぎたら年に一度は眼科の検査を
会社で定期的に健康診断があれば、眼科を受診することもあります。
そのような機会がなくても45歳を過ぎたら、視力検査、眼圧チェック、白内障や緑内障の検査、眼底検査を受けることをおすすめします。
当院にある機材の紹介
眼科機材
OCT(光干渉断層計)
主に眼底にある網膜(見るために必要な、カメラのフィルムに相当する場所)を断層撮影するために使われる装置です。
OCTは断面図を見る地層の写真にたとえられます。どの地層のどの部位に病巣があるのかがよくわかります。
眼底のむくみの度合いや緑内障の視神経の萎縮の度合いなど、表面ではわからないことを断面図を見て知ることができます。診断にとても有効であり、病気の進捗度が経時的にわかるので、治療にもつなげられます。この器械により、今まで中途失明原因上位を占めていた加齢黄斑変性症や緑内障といった二大疾患を早期発見することができ、その後の治療に大きく役立てることができるようになりました。
検査費用は1割負担の患者様で200円程度、3割負担の患者様で600円程度になります。
細隙灯顕微鏡検査
細隙灯(さいげきとう)というスリットランプから出る光で眼球の各部分を照らし、顕微鏡で拡大して見ることができます。
結膜、涙点から角膜、前房、虹彩、瞳孔、水晶体、硝子体などの組織を観察し、肉眼ではわからない眼球内の異常を見つけ出します。
外来処置室の手術用顕微鏡
当院では、カールツァイス社製の手術顕微鏡を導入しております。
まぶたの手術やものもらい、霰粒腫などの手術に対応します。
視野検査
目を動かさずに見える範囲を調べる検査です。初期の緑内障による視野欠損変化もわかります。約10分~15分程度でおわります。結果は医師が診察室にてモニターで説明いたします。
屈折・角膜曲率半径計測器
屈折と角膜のカーブを測る器械です。
非接触眼圧計
目の堅さを測ります。
中からシュッと風が出てきてビックリするかもしれませんが痛くはありません。
眼底カメラ/蛍光眼底造影検査
眼底の写真を撮影します。
また、蛍光造影剤を点滴して眼底血管の造影写真を連続撮影します。眼底出血や糖尿病網膜症の状態もよくわかります。
網膜光凝固(レーザー)治療
眼底出血や網膜裂孔、緑内障の治療にも対応します。
ワック(D5000)
検査器の中の美しい風景を5分眺めるだけで、目の緊張状態をほぐす機能を備えています。長時間の近業等で凝り固まった毛様体筋の緊張をリラックスさせます。
小学生によくある調節緊張(いわゆる仮性近視の状態)を緩和させる目的で遠方順応治療を行います。
美容皮膚科機材
フォトシルクプラス
しみや赤み、毛穴の開きなど皮膚に関するあらゆるトラブルの改善に有効な最新の光治療器です。
熱傷(やけど)の心配もなく、安全性が高いことも特徴です。
イオン導入器
肌に塗るだけでは吸収されにくいビタミン等の有効成分を微弱な電流を流すことによりイオン化し、肌の奥へと浸透させ美しい肌を保ちます。